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ブランカ姉さんは怖い犬? [ワンコ]

私の「持って帰る」発言で突然うちのワンコになったしんご君ですが、とにかく体の汚れがハンパなかったです。そのままでは家の中に入れられないので、強制的にお風呂へ直行。まるで殺されると言わんばかりに泣き叫んでいましたが、こればかりは譲れません。それ以来、お風呂はトラウマです。(-"-)

体を洗った後にブランカと対面させてみたんですが、特に喧嘩をするでもなく、お互い興味津々って感じで、これは大丈夫そうだと思いました。が、誤算はブランカの食に対する執着でした。
ブランカにとって、台所はご飯やおやつといった美味しいものが置いてある場所。そこにしんごが入った途端、ものスゴイ勢いで牽制し始めたのです。
噛みついたりすることはありませんでしたが、唸りながら巨体(しんごから見ると)で突進してくるブランカに、しんごはビビりまくりです。
でも、台所はいい匂いがするので入りたい…。
ブランカの目を盗んでは台所に入ろうとしますが、目ざとく見つけるブランカにすぐに怒られてしまいます。

暫くはそんな感じでブランカにビビりまくりながらも台所にトライしていたしんごでしたが、追いかけ方が段々とエスカレートしていくので、おしっこをちびってしまうこともありました。
このままだと良い関係が作れないと思ったので、思い切って、しんごを外に出すことにしました。


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で、この状態になった訳ですが、元々外で暮らしていたようだったので、夜泣きをすることもなく、すぐに落ち着きました。


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やっぱり、ブランカにとっては家の中が縄張りなんですね。こちらも落ち着いて、窓を開けて顔を突き合わせても牽制することもなくなりました。

これで、ブランカは家の中、しんごは庭という体制が整った訳です。そこへ、うちのニャンコ達の大元となるニャンコがやって来るのです。

因みに、しんごの名前の由来ですが、ズバリ、香取慎吾です。
香取慎吾のファンという訳ではなく、当時、彼が出ていた動物の番組で、何の動物でも「しんご君」って呼ばれていたんですよね。毎週見ていたので、それが頭に残っていたのと、何故か「この顔は、『しんご』だよ」って母が譲らなかったのもあって、しんごになりました。
タグ: 柴犬 雑種
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あだ名は『ブーちゃん』、何でこんなことに…。 [ワンコ]

ニャンコブログなのに、またもやワンコ、今回はシベリアンハスキーの『ブランカ』のお話です。
ブリーダーさん宅から自宅までは車での移動だったのですが、心細くて鳴くかと思いきや、後部座席で仰向けにスヤスヤ…早くも大物の予感…。
でも、この時、他にペットは飼ってなかったので、甘やかし爆発でした。


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父は仕事、私と弟達は学校に行っていたので、昼間に一緒にいるのは殆ど母。しかし、こんな可愛い子を1匹では置いて置けないと、買い物に行くにもチャリの前籠に載せて行っていました。買い物中は、大人しく籠の中で待っていたそうです。


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しかし、3か月にもなると、もう前籠には入らない大きさに…。今度は、後ろ籠に入ってお買い物に同行してました。やはり、大人しかったとのこと。

この頃は、「ブランカ、ブランカ」と呼ばれて、蝶よ花よという扱いでした。
なのに、暫くすると思いもよらないことが…。
「名前、覚えられないから『ブーちゃん』でいい?」と近所のおばちゃん。
「えっ、ええええ!!!」
こちらが了承する前に「これなら絶対、忘れない」とおばちゃんの頭にはインプット。
それ以来、お散歩で会う度に「ブーちゃん」と呼ばれ、それを聞いていた近所の人も「ブーちゃん」でインプット。
その呼び易い名前に、いつの間にか家族も浸食され、1歳を過ぎる頃には遂に私も魔の手に…。
確かに、呼び易い…でも「ブーちゃん」

………こんな筈では………………


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この頃には、「ブランカ」より「ブーちゃん」の方が反応よくなってました…[たらーっ(汗)]

でも、「晴れてると、白くてすごく綺麗に見えるよ」と言われたので、子犬の頃に思い描いて付けた「ブランカ」という名は間違ってなかったんだな…と思います。

とにかく、3歳まではものスゴイやんちゃでした。そして、5歳を過ぎて漸く落ち着き始めたと思った頃に、突然、しんごがやって来るのです。
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以前は犬派だったんです。 [ワンコ]

ビビちゃんを拾う前は、ワンコを飼っていました。一番最初に飼ったのはアフガンハウンドという犬種で、確か7歳の時だったかと思います。
叔父が「いい犬がいるから…」とブリーダーさんと話を付けてきてくれて、お家まで伺いました。
応接室に3匹の子犬を連れてきて放すと、暫くして「どの子がいい?」と尋ねられたので、迷いに迷ってその中の1匹を選んだのを覚えています。しかし、生後3か月を過ぎないと譲れないと言われ、その日はそのまま帰りました。今思えば、しっかりとしたブリーダーさんだったんだと思います。
写真は、あまり撮らなかったのか、撮ってどこかにしまってしまったのか、よく覚えていません。当時はアナログしかありませんし、父が撮っていたので、よく覚えていないんですよね…。探せば、何処かにあるのかなぁ…。
因みに、この時すごく印象に残っていたのが、ブリーダーさんちのトイレを借りた時でした。お風呂とトイレが同じ部屋にあったんですが、たぶんあれ、10畳以上あったんじゃないかと思います。あまりに広くて、落ち着かなかったのがすっごく印象に残ってるんです。

その次は、近所のワンコが子犬を生んで、その中の1匹を貰ってきました。
子の子も写真の記憶が殆どないんですが、当時は空き地とかも多くて、背丈が隠れる程伸びていたので、かくれんぼをしたのをよく覚えています。昔は、空き地で放して遊ばせていても普通だったんですよね。散歩だと言ってそのまま犬を放しちゃう人もいましたし…。うちにも、そういう子、よく来てました。

次に飼ったのが、あの大ブームが起きたシベリアンハスキーです。あの容姿とブルーアイにぞっこんになりました。
まだ、学生でしたが、どうしても飼いたくて『愛犬の友』を買って、ブリーダーさんに電話しまくりました。
意外と、コンテストに出さないのであれば譲らないという方も多くて、何軒電話したことか…。
因みに、親の了承は譲って頂く相手を見つけてから得ました。私がどんどん話を進めていくので、両親は半ば諦めモードだったようです。ただ、お散歩は私か母が行くことはわかっていたので、女の子にしようという意見で纏まりました。そり犬なので、力が強いですからね。
そして、ブリーダーさんのお家に伺い、毛色がシルバーでブルーアイの女の子という条件を言うと、目の色がブルーじゃない子ならいると仰るので、一応、見せて貰うことにしました。
見た瞬間、1か月弱のその子犬の可愛さにノックアウトです。もう、目の色がどうのとかどうでもよくなりました。即決で契約し、譲って頂ける時期が来たら電話をくれるということで、その日は帰りました。


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そして、お家に来たワンコがこの子です。名前はブランカ。大人になったら、太陽の光を反射して白く見えるだろうと思ったので、そう付けました。この当時、まだアナログ写真しかないので、ちょっと焼けちゃってますね。


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こちらが、大人になってからの写真。3歳くらいだったと思います。まだ、アナログです。


そして、最後に飼ったのが、雑種のしんごです。
しんごは、私が勤めていた会社に迷い込んできた犬です。生後6か月程で、体は鼠色になるくらい汚れていて、首にはビニール紐が結わかれていました。飼い主は、首輪や綱は買わなかったんでしょうね。ビニール紐を噛み切って逃げてきたようでした。
ドライバーさん達にご飯を貰っていましたが、1週間経っても帰ろうとはしなかったので、会社側が保健所に電話をすると言い出しました。
それを聞いて、つい「じゃあ、私が持って帰る」って言っちゃったんです。
その日、連絡もなしに、いきなり犬を連れ帰った私に、両親はあきれ顔…またか…という感じでした。しかし、近所にちょうど犬を飼いたいという方がいらっしゃったので、綺麗に洗った後に見せに行ったところ、「いらない…」と言われてしまいました。
当時のしんごは、目が吊り上がっていて、お稲荷さんの狐みたいな顔だったんです。
あの時の写真撮っておけばよかった。母の第一声が「何、この顔…」だったので…。


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でも、大人になったら、顔はこんな柴っぽくなりました。でも、体つきは柴犬からはかけ離れています。胴が長くて足が長いので、実際は柴犬より体高が高いです。毛色も狐色に見えますが、中の毛は灰色の縮れ毛が生えているので、他の犬種との雑種だと思われます。これ、若い時のアナログ写真です。


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こっちがデジタルになってからの写真ですが、顔つきはそれ程かわっていません。後ろに写っている犬小屋が、いずれ猫小屋になります。


その他、うさぎやらインコやらハムスターやらリスやら鶏やらといろいろ飼ったのですが、うちのニャンコ達と関わってくるのはブランカとしんごなので、この2匹も紹介しました。
ニャンズと一緒に、いろいろなエピソードをお話していきたいと思います。
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里親探しは難しい [保護活動]

いちごの紹介の折に、その姉妹は里親さんに貰われていったと記載しましたが、その時のことを書きたいと思います。
里親募集の時は『ノラクロ2号』という仮名で募集をかけていましたが、呼び難いので、うちでは『ニコたん』と呼んでいました。(以降、ニコたんと記述します)

里親募集は、自サイトからの告知や里親探しサイトへの登録、行きつけの獣医さんでの張り紙等で募集しました。張り紙の募集には反応がありませんでしたが、サイトからの応募が何件かありました。
里親サイトの注意事項には、「虐待する為に猫を引き取ろうとする人がいるので気を付けること」というものもあって耳を疑いたくなりましたが、そういったことを避ける為の方法等も記載されてしました。

例を挙げると

・応募された方の自宅へ赴き、実際の環境を確認すること
・半年以上、写真付きのメールを定期的に送って貰うこと
・飼育出来ない状況になったら、返してもらうこと

等です。

これらのことを踏まえ、応募された方の中から一人を選び、自宅まで譲渡に赴きました。
お家はマンションの中層階辺りで、1匹で外へ出てしまうと帰って来れない可能性もあることから、完全室内外を条件として

・簡易でもいいので、ドアに柵を付けること
・それが難しいのならば、ドアを開け放たないこと

を譲渡条件に加えました。

お願いしたところ、応募されたご本人は聞き届けてくれましたが、お母様が「そんなことしなくても大丈夫だと思うけど…」と反論されたので、「ドアが開いていたら、必ず出て行ってしまうので、これだけは約束して欲しい」と何度も念を押しました。お母様も了承されたので、その日、ニコたんを置いて帰りました。

その後、里親さんからは、月に1回、写真付きのメールが届きました。
コーギーちゃんがいて、2匹で仲良くしている姿や、抱っこされている姿等が送られてきて、幸せそうで安心しました。約束の半年が過ぎてもメールを送ってきてくれるので、このお家に里子に出して本当に良かったと思っていました。
しかし、ある時、予期せぬ知らせが届いたのです。
夏の暑い日、ドアを開け放っていたらニコたんが外へ出て行ってしまい、そのまま行方不明になってしまったというのです。
あれ程念を押したのに、結局は対策を取っては貰えませんでした。
半年後、ニコたんが見つかったという連絡が入りました。
心底ほっとしましたが、それもつかの間、今度はニコたんが白血病にかかっているという連絡が来ました。それから暫くして、息を引き取ったという知らせが入りました。享年2歳。ニコたんは、短い生涯を終えました。
おそらく、外で暮らしていた半年の間に感染したものと思われます。

非常に残念な結果になりましたが、とても可愛がって下さっていたのは確かです。なので私は、里親に選んだことを間違いだとは思わないが、また猫を飼う機会があったら、次は気を付けてあげて欲しいという旨を伝えました。
それに対しての返事が「短かったですが、ニコたんと暮らした時間は幸せでした。その幸せを否定しないで下さい」でした。
その言葉を聞いた時、里親探しって本当に難しいな…と思いました。

あの時、自分で飼うという選択肢に至っていたら…とも思いますし、短くてもニコたんが幸せだったのも確かだと思うのです。
里親探しって、本当に難しい…。
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ふーたん [ふー]

今日は、ふーたんを紹介します。
当時、流通業で事務をしていたんですが、現場の男の子が「台車の下で蹲ってた」と言って子猫を事務所に連れてきました。「うちにはもう3匹いるので、これ以上は…」と思ったのですが、その夜から気温がぐっと下がり、雨が降ると天気予報で言っていたので、どうしても放っておけずに、お持ち帰りした猫です。
流通業は段ボールにはこと欠かないので、段ボールをふーたんサイズに組み立て直し、その中に入れて持ち帰りました。


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帰宅後、獣医さんに直行しましたが、片手に段ボールの箱を持った私を見て、先生が「あれ~何か、怪しいもの、持ってる…」って仰ったのには笑えました。生後2週間程ということで300gでした。


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カメラを向けたら、初めての「シャーッ」です。
乳飲み子は初めてだったので、ミルクを買って、看護師さんにレクチャーして貰いました。看護師さんにも「シャーッ」したので「いっちょ前だねー」って言われて帰ってきました。


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数日後、ふーたんには兄妹がいることが発覚しました。いろいろな人の証言から、子猫が2匹でいたことがわかり、ふーたん保護の1か月後、別の方が兄妹を捕獲してお持ち帰りしました。これは、その時の写真です。


それから、離乳までいろいろ奮闘したのですが、それはまた後程。
タグ: 保護猫
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いちごちゃん [いちご]

今日は、いちごちゃんを紹介します。
いちごちゃんは、チャーちゃんの2歳年上の姉弟が生んだ子です。つまり、チャーちゃんの姪にあたります。
当時、チャーちゃんの母親同様に保護する為に餌付けをしていたのですが、間に合わず、先に生まれてしまいました。
その後、生後3か月頃に捕獲出来たのですが、子猫がいなくなると、警戒心が薄れたのか母猫の捕獲にも成功しました。こちらも、チャーちゃんの母親同様に、避妊後、うちの外猫として暮らしています。


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捕獲して間もなくの頃です。近付くとすぐに逃げてしまうので、時間をかけて撮影しました。これは、ちょっとリラックスしてきた時のものです。


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こちらは、いちごちゃんの姉妹です。見た目、殆ど変わらないように見えますが、尻尾の長さや体形が全然違うので、見分けるのは簡単でした。この子の方が人懐っこくて、すぐ慣れそうな感じでした。


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とても仲がよく、いつも一緒にいました。ただ、なかなか近寄らせてくれないので、寝てる隙とか狙って写真を撮ってました。


この時、いろいろあったので、時間軸で並べると

チャーちゃんを捕獲→チャーちゃんの母親を捕獲→チャーちゃんの母親を避妊後、外猫へ→いちごちゃんとその姉妹捕獲→いちごちゃんの母親捕獲→いちごちゃんの母親を避妊後、外猫へ

という感じになります。

いちごちゃんとその姉妹を捕獲した時点で、全ては飼えないだろうと判断し、里親を募集することにしました。
母猫はこの時点ではまだ捕獲出来てはおらず、捕獲出来たとしても、飼い猫として家で暮らせるかどうかもわからない状態だったので、対象は当然、いちごちゃんとその姉妹に絞られました。
子猫の方が貰い手が付きやすいですからね。
そこで、仮名を付けたのですが、愛着が付くといけないと思って『ノラクロ1号』・『ノラクロ2号』という超テキトーな仮名を付けました。
縁あって、『ノラクロ2号』は里親さんに貰われていきました。
姉妹がいなくなって不安が増したせいか、『ノラクロ1号』は益々人を避けるようになったので、この子を里子に出すのは難しいと判断し、家で飼うことにしました。
そして、『いちごう』の「う」を取って『いちご』と命名されたのが、現在のいちごちゃんです。

タグ: 保護猫
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チャーちゃん [チャー]

今日は、チャーちゃんを紹介します。
チャーちゃんは、近所の野良猫が生んだ5匹の子猫のうちの1匹です。
斜め前のお家の庭で、人が通れない程狭い壁と塀の間にいました。そこのお家は、あまり動物が好きではないようなので、何とか保護出来ないかと隙を見ていたのですが、ある時、親猫の後をついてきたらしく、うちの庭で鳴いているところを保護しました。



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ガラケーで撮ったので、小さいサイズしかありませんが、これが一番小さい頃の写真です。


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その少し後がこれ。これもガラケーで、サイズをちょっと大きくして撮ったものです。


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こちらは、当時6歳のビビちゃんに手をかけて怒られているところです。ビビちゃん、6年間、1匹で過ごしていたせいか、猫に触れられるのを嫌がります。人間に触られるのは好きなんですけどね…。


因みに、残りの4匹の兄弟も保護しようと試みていたのですが、数日後、ぱったりと姿を見なくなってしまいました。声も聞こえなくなってしまったので、オス猫にやられてしまったのかもしれません。
その後、母猫の捕獲にも漸く成功し、避妊手術をしました。でも、野良猫生まれの野良猫育ち。お家にどうしても馴染めなかったので、庭にトイレの場所をつくり、うちの外猫として暮らしていましたが、一昨年の冬に亡くなりました。

個人で出来ることって、やっぱり限りがあるので、保護活動やってる方って本当にスゴイと思います。
タグ: 保護猫
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