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野良猫に餌をあげると大変なことに… [外猫]

外猫が、三毛にゃん・コキオ・クロミーと3匹となった訳ですが、翌年、三毛にゃんとクロミーが子猫を生みました。
そのうち、クロミーの子が通ってくるようになりました。顔の左右が黒い三毛猫だったので、名前は「クロクロ」になりました。クロクロはクロミーよりも更に警戒心が強く、人と距離を取らないとご飯も食べないくらいだったので、クロミー同様写真は撮れませんでした。

クロミーとクロクロが家に通って来るようになると、何故かみけにゃんはあまり来なくなりました。
クロクロが大人になる頃には三毛にゃんの姿は全く見かけなくなりましたが、近所の目撃証言があった為、何処かのお家でご飯を貰ってはいたみたいです。

そして翌年、クロミーとクロクロが子猫を生みました。
この頃になって漸く「何故かメスばかりが家に残る」という事実に気が付きました。
このまま子猫を生み続けると、後々、大変なことになります。このままではいけないと思い、捕獲を考えるようになりました。

とにかく、猫との距離を縮める為に、家の敷地内に猫の住処を作りました。
しんごの古い犬小屋に敷物を入れて猫小屋にしたり、雨避けを作ったりと、しんごから距離を置ける場所に設置。最初は中々入ってくれませんでしたが、徐々に使ってくれるようになりました。

三毛にゃんと違って、クロミーもクロクロも警戒心が強かったので、もう少し慣らしてから捕獲しようということになったのですが、この2匹は本当に手強く、結局は最後まで捕獲することは出来ませんでした。
それで、最初に捕獲に成功したのがクロクロの子供(♀)でした。


chima_0370.jpg
縞模様だったので、最初は「シマ」と呼んでいたのですが、そのうち「チマ」になりました。
捕獲出来たのは、子猫の時ではなく、1歳を過ぎた頃です。クロクロの子なので、やはり警戒心が強かったのですが、1歳を過ぎた頃には目の前でご飯を食べるようになったので、捕獲第1号となりました。


洗濯ネットに入れて、そのまま動物病院へ。野良猫だということを告げると、先生はすぐに預かって下さり、その日のうちに避妊手術をして下さいました。
翌日迎えに行き、1週間のケージ生活へ。
当時は、今のように自然になくなってしまう糸とかはなかったので、抜糸をする必要がありました。
ゲージの中に段ボールで覆った隠れ家を作ったりして、とにかく安静に出来るように工夫しました。
置いた場所は、コキオが使用している和室です。ここが1番人の出入りが少なく静かな場所なので、抜糸をするまでの間、この和室で過ごして貰いました。
その甲斐あって、暴れることもなかったというか、抜糸に行くまで姿すら見なかったです。
ご飯もトイレも人がいない間に済ませていて、人が入って来ると、段ボールの中で息を潜ませているような感じでした。
この1週間の様子から、ブランカがいる室内で飼うことは難しいだろうと判断し、抜糸後、庭に放すことになりました。一目散に逃げて行くその姿に「もう、戻って来ないかもしれない…」と思ったのですが、その日の夕方、ちゃっかりご飯を食べに来たので、皆で大笑いしたのを覚えています。


chima-chibi_0362.jpg
右側がチマです。左目がちょっと変なのは失明しているからです。まだ若い頃に眼球が瞼から飛び出してしまったのですが、何とか無事に治まってくれて、現在も外猫生活を送っています。今年で18歳だったかな…。
左側は、いちごのお母さんの「チビクロ」通称チビちゃんです。この子については、また後程。


chima_0365.jpg
正に、煮干しを食べようとしているところ。


chima_0368.jpg
「もう、終わり?」と縁台の隙間から覗いています。


いつまでも、元気でいてくれるといいんですけどね(#^.^#)

タグ:外猫 野良猫
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